アスペルガー　絵　特徴

アスペルガー症候群を患う患者の絵には、大きな特徴があると言われます。
有名な画家の中にも、アスペルガー症候群を疑われる人がいます。
この病気が、画家としての才能につながることがあるようです。
絵の特徴ですが、アスペルガーの人が描く絵には、同じものが繰り返し描かれる傾向があります。
動物が好きな人は、決まった動物の絵ばかり描きますし、車の好きな人は自動車に関連する絵を描きます。
自閉症の人は、同じものを描くことで心が安定するということです。
また、写実的に描くという特徴もあります。
見たものをそのまま、まるで写真を撮ったように忠実に書き写します。
これは、記憶力や観察力に優れているからできることで、そこに想像は含まれません。

また、細部を細かく描きます。
記憶力に優れているからできることでしょう。
アスペルガーの人は細密画のようなものを描くのを得意としています。
しかも、コラージュのような構成が好きです。
アスペルガーの人には独特なこだわりがあるため、自分の好きな部分を寄せ集めて（つまりコラージュのように）描くという特徴があります。
興味がなかったり、嫌いな部分を排除すると、好きな部分だけが残るようです。
普通の人は家をテーマにしたときに、家全体を描いたりしますが、彼らはこだわりのある部分から描き始めます。
そのため、何を描いているのかわからないこともあります。
それが独特の雰囲気をかもし出し、素晴らしい作品に出来上がることがあるようです。